できないKJ

言語聴覚士(療育)

こだわりの形成

服へのこだわり

2歳を目前に控えた娘の服選びに拘りが出て来た。原因は私にもある。暑い日が続いて、次のようなやりとりをほぼ毎日行っていた↓↓

 

私「今日の服は何にする?」

娘「(ロングTシャツを指さして)これは~?」

私「それは今日はあっちっちだよぉ」

娘「あっちっち?」

私「そう、あっちっち」

(以下繰り返し)

そして、半そでのTシャツを指さした時だけOKを出していた。

 

こういった(型の)繰り返しのやり取りは言語獲得において非常に大切であるうえ、そこに娘と会話が成立する楽しさが加わり、本当にしつこいぐらいに繰り返していた。

 

問題は久しぶりの寒い雨の日に起こった↓↓

 

私「今日は寒いから長い服にしようか」

娘「(ロングTシャツを指さして)これは?」

私「いいね。それにしよう!」

娘「あ~め(だーめ)!!あっちっち!!!!」

 

こんな訳で、娘はロングTシャツをなかなか着なくなってしまった( ;∀;)娘には【天気】という前提がまだ伝わってなかったんだなぁ。

これは失敗ではないので別に後悔はしていない。娘は自分なりのルールに基づいて動こうとする、モンテッソーリ教育でいうところの秩序の敏感期にあたるのだろう。これも成長だ。

 

夜の服選び

先ほどの雨の日の例のように、服選びに娘の意志が強く入ってくるようになり、別の場面でも服選びは時間がかかるようになった。

 

ある夜の光景…

 

娘は消灯してからパジャマを着替えたがる。理由はその時々によるが、あるいはお茶のこぼれたのを嫌がって、あるいはうがいの時に少し濡れたのを気にして願い出てくる。この日も「かえゆ(変える)」と言ってきたので、薄暗い中娘の服選びが始まった。

 

娘「これは?」

私「これは今日は暑いかな」

娘「あっちっち?」

私「これはどう?」

娘「あーめ」

(以下しばらく続く)

娘「これは?」

私「(そのパジャマは薄手でいいなぁ)おっけー👌」

そして娘は嬉しそうにパジャマをひろげた。ところが、それは

 

ズッボーーーーーーーン

 

はい。振り出しに戻り、服選びは続いていく‥‥