できないKJ

言語聴覚士(療育)

時間がない!!って言えない

どうも。これは我が家に訪れる異界のものの第三段ね(゚Д゚;)。

 

 

時間に追われるKJ

私はちょっと短気だがら、そんなに忙しくないのにいっつも時間に追われている(-"-;A ...アセアセ。そんな私がこどもと過ごすと完全にペースを崩されてしまうの。もぅきーっ!!ってなっちゃうんだな。例えばこんな時↓↓

 

(私と息子がご飯を食べている…が息子は話ばっかりでなかなか口を付けない)

私:しゃべってないでご飯食べて!

子:はぁーい(^^♪(自分の食べた量について)結構食べた??

私:まだご飯3口ぐらいしか食べてないじゃん(>_<)。用意しないといけないんだから、早くして。

(私はさっさと食べ終わり、自分の朝の支度を済ませる)

私:(覗き込みながら)食べ終わった??

(息子は箸をおいて、新たに食卓についた妻と話し込んでいる)

私:なぬ( ゚Д゚)。全然進んでないじゃん!もうおしゃべり、いいから食べなさい!!

子:ふぁーい

(私はイライラがつのっていく。そして…)

私:早く食べないと、もう時間ないよ!!

 

急かさないための工夫

後で冷静になると、本当に大人の都合とペースを押し付けている悪い見本だなと反省すること数多。その反省から、なるべくこどもを急かさないように自分への戒めを込めて、こどもにこう教えた。

 

我が家の教訓【「時間がない」と言うと時間泥棒が時間を持って行ってしまうよ】

 

もはや、どの口が(=_=)??のレベルの教訓だが、家族の誰かが「時間がない」というと(自分のことが多いが)、このように言い合って冷静になるよう心掛けている。

 

時間泥棒って??

元ネタを知らない人もいるだろうが、実は【時間泥棒】は私の大好きなファンタジー小説『モモ』に出てくる悪役である。「時間がない」と言っていると時間が盗まれる、というのもこの小説の設定そのままである。

www.iwanami.co.jp

 

この時間泥棒も、真夜中さんいじけ虫と同じレベルで我が家にやってくる、いわばお得意さんだ。

 

息子、フィクションに気付く

しかし、息子が徐々に勘づき始めた。

 

私:時間ないって言ってたら時間泥棒きちゃうな(;^_^A

子:時間泥棒って本当にいるの??

私:っ!?…そりゃ、いるよ(;'∀')

 

そして、最近ついに作り物(フィクション)だと気付いてしまったようだ。

 

私:おかず多いからって残すのが当たり前じゃないよ。もったいないでしょ。

子:あんまりもったいないって言ってると、もったいないお婆さんが来ちゃうな(^o^)

私:うっ(何かちょっと面白いこと言ってきたな)。

 

またある日、

 

私:もう、早く寝なさい!

子:もう少しだから…

(10分経過)

私:遅い!!

子:遅い遅いって言いすぎると、遅いドラゴン出るよ。

 

あぁ(@_@)異界のものたちの量産が止まらない(;_:)。フィクションの創造は息子の方が一枚上手だったようだ。

 

 

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