できないKJ

言語聴覚士(療育)

くらえ!ボキャブラリーバースト~🔥

前職。仕事で韓国に行った

 

事前にいくらか語学を勉強して臨んだのだが、当然のことながら現地の方の言葉はほとんどわからず(*_*;めちゃめちゃ苦労した。自分が伝えたいことも単語を知らな過ぎて表現できなかった👇👇

 

 

そんな毎日を送っていたが、滞在期間の中盤に差し掛かり、魔法の言葉を身に付けた。「イルミ ムォエヨ?」である。この言葉を使うようになってから、ものすごいスピードで身近な単語を身に付けることができるようになったのだ。

 

もうそりゃなりふり構わず「イルミ ムォエヨ?」

大人にもこどもにも「イルミ ムォエヨ?」

バカの一つ覚えのように「イルミ ムォエヨ?」

 

 

 

その魔法の言葉の意味は「名前は何ですか?」。指差し👉ながら使えば語学の習得にはかなり有益だった。ついでに言うと手差し🤚で人に使えば、相手の名前も聞き出せる

 

 

 

 

さて、2歳になったばかりの娘がしきりに質問してくる。「これは〜?」…奇しくもあの「イルミムォエヨ?」と同じ用法である。

そして、どんどん言葉を覚えていく

 

 

専門用語では(どんどん言葉を身に付ける)この現象を語彙爆発💥(ボキャブラリーバースト)と呼ぶ。なんか必殺技みたいだなᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

初語が出てからしばらくすると生じるとされていて、同じ程度の発達段階で広く見られる(つまり、発達障害があっても人より始まりが遅いだけで見られることが多い)。

 

 

 

療育現場で年齢に関わらず

「Aくん、最近どんどん言葉出てくるね」とか

「Bちゃん、ものの名前がわかってきたね」

と感じたら、チャーンス⭐️今だ!ボキャブラリーバーストー🔥さぁ皆んな火の中に言葉をくれ〜!!

 

※自分で「これは?」と聞かないタイプの受け身なバーストもあるぞ!その場合も、こどもが興味・関心を向けているものについての語彙を投げかけてファイヤー!!