我が家に訪れる異界のもの
実は、ここだけの話(-_-;)我が家にやってくる(ことになっている)異界のものたちがいる。一回でまとめてしまうと失礼にあたるので(?)何回かに分けて一体ずつ紹介しよう(^^)/
まず、トップバッターは「真夜中さん」だ。
異界からの来訪者
発端は息子が今(幼児・年長)よりもっと幼いころ。息子はなかなかお調子者で、何でも面白がって笑う子なのだが、これがまあ…
とにかく、夜寝てくれなかった
「さあ布団に入るよぉ」と声をかけても、断固拒否<(`^´)>
いざ、布団に入っても永遠と話し続ける。
よし、それなら寝たふりだぁ(/o\)と、目をつぶって無反応を貫くと、そっと布団を出て動き出す。そして、一人とは思えない程楽しそうに遊ぶ
それは、ある日(確か妻が寝かせ付けた時だったと記憶する)
妻「もうねんねするよ」
子「ねんねぇ」と横になるふりをして、すぐ起き上がる
寝かせ付けを始めてからが1時間半以上経過していた
子「おはなし、する~」
妻「もう、おはなしおしまい!!遅いからねんね」
子「い~や<(`^´)>」とぐずる
そんな中、しびれを切らした妻からあの発言が出てしまう
妻「もう知らない。くるよ!!」
何が来るのか。いつ来るのか。どうして来るのか。全てベールに包まれていた。もう、限界状況で発せられた意味不明な発言である。
しかし、このあと信じられない光景が…
息子が慌てて布団に入り、静かに寝始めたのだ
寝かせ付けに有効?
何回か寝る時に使ってみて、この方法が息子にはかなり効果的だと分かって来た。恐怖心をあおるような形で寝かせつけるのは良くないよなぁ、と思いながらも、根が楽をしたがりなKJは連発してしまう(;´Д`)。
寝かせ付け開始、早々に
私「(明日仕事で朝早いからな…よしっ)9時にくるよ!!」
子は驚くほど動揺して、布団に滑り込む
別の日
私「あっ足音聞こえて来たぁ」
子は必死に目をつぶる
その名も「真夜中さん」
徐々に息子と私たち夫婦の会話の中で、設定が定まっていき、この夜になったらやってくる異界のものは「真夜中さん」と名付けられた。イメージとしてはナマハゲだ。
寝ないで夜遅くまで起きてると「ね”ね”ぇごはいね”かぁ」とやってくることになった。
不安との向き合い方の違い
今では娘にも使うことがある「真夜中さん」だが、娘にはあまり使えなかったりする↓↓
私「くるよ!」
息子「真夜中さん来ちゃう」
娘「い~や~だ」
私「静かにねんねしないと…」
娘「い~や~だ(´Д⊂ヽ」と激しく泣く。
そうなると、息子は「うるさくしてると、もう来ちゃうじゃん」とそわそわしてくる。
不安との向き合い方はこどもそれぞれに違うということがよく分かる。娘のように激しく泣く場合は周りもそこを避けようとする。しかし、息子の場合はどうだろう。親のせいで、静かに不安と闘い続けさせられていた息子には申し訳ないことしたなぁと感じる今日この頃m(__)m
来てほしくないが、たまに来る
本音を言えば、今日を楽しく振り返り、明日を楽しみに寝るような寝かせ付けがしたい。そうでなくても、自然と眠ってしまうような流れができてほしいと思っている。だから、頻度はかなり少なくなっている。
でも、どうしても寝てくれない時とか、私自身がいっぱいいっぱいの時は出てきてしまうことがある。こどもの精神衛生上あまりよくはない「真夜中さん」が…
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