できないKJ

言語聴覚士(療育)

狂暴化する子どもたち

戦いごっこが苦手

小さい頃から争いごとが嫌いだった

 

でも、周りの少年たちの遊びは戦いごっこ!!

 

もがき苦しんだ末にKJ少年は一つの打開策を見つけた…それは

 

 

ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ🥔(以下繰り返し)ジャン!!

 

 

派手にやっつけられる敵役を演じることだった。

 

これが仲間内(園児内)で大ヒットし、私は戦いごっこにはなくてはならない存在となった👍

だって、子どもたちは勝ちたいのだから

 

こんなに情熱的に敵役をしてくれる友だちはいない!

必殺技でこんなに気持ちよくふっとんでくれる友だちはいない!!

 

しばらくの間は自分の存在意義を見つけられたといわんばかりに自己肯定感の高い毎日を送っていた…だが、ことはそう簡単じゃなかった( ;∀;)

 

狂暴化する子どもたち

日に日に友だちの必殺技は強くなっていく。そして、幼児の戦いごっこ寸止めはない!!

 

 

結果、喜んで毎日ボコボコにされている自分に気付いてしまったのだ。

 

小学校二年生のとき5~6人の友だちと戦いごっこをした。みんなが(ドラゴンボールの)スーパー戦士をセレクトする中、私はいつもの癖でセルを選んでしまった。言ってしまった後、後悔しても遅い。もう戦いは始まっていた。

 

 

休み時間袋叩きに合い、小指の骨にひびが入った。それ以後戦いごっこは引退した。

 

 

 

 

そんな経験があるからか…子どもと仲良く戦っているお父さんを見ると、

 

お父さんの反応が強化子になる前に切り上げた方が…と思ってしまうし、

 

遊び相手をしてくれている大人が派手にふっとんだりしていると、

 

なんて無責任な!!と一人憤慨してしまう。特に発達障害などがあると、相手の痛みに気付くのが苦手なことがあったりもする。ほどほどに社会的に容認されるような遊びに切り替えていくことをお勧めする。切り替える際には、戦いに対する無反応を徹底して強化(学習)されてしまった行動を消去すること!!!ふんっ( ´Д`)

 

 

いや、ストレス発散も必要なんでしょうが…