できないKJ

言語聴覚士(療育)

反射神経

反射神経という名前の神経は存在しないが、私はこれが鬼鈍い!

 

例えば、

中学校時代に体育の100m走であまりのスタートの遅さに、先生から「真面目にやれ!」と怒られたことがある。

 

高校時代にはバスケットボール部に所属し(なぜこんなに反射神経が必要な部活動に入ってしまったのか)、ディフェンスの猛特訓を受けたのにも関わらず、ほとんど相手のドリブルを止めることができなかった。そこで、鍛えても磨かれないものに拘っていてもしかたがないから、もはや反応の速さとはあまり関係ないディフェンスの仕方を身に付けた。まず攻めてくるドリブラーの左右のどちらかに極端に寄り、チームとして守りやすい方に進んでもらう方法(ドリブル止める気なし)。もし左右のどちらにも寄ることができなかったら、ここは賭け!相手の動きを見て反応するなんて私には不可能だから、「次は右でいこう」とか相手が抜いてくる方を勝手に懸けてどちらかに飛び出していた。これで半分は止められるはずだから(と当時は思っていた)。でも、この守り方だと守れなかったときはめっちゃ恥ずかしい。関係ない方向に1人だけ飛び出していく感じになるからな。監督からしたら「あいつ何してんの?」となる(*_*;真面目に生きてるのに…

 

少し違うかもしれないが、WAISなどのIQテストをすると、処理速度がめっちゃ遅い!!近くで一緒にチャレンジしていた友だちは時間内に全て終わってたりするから、人間として何か根本的な部分に違いがありそう。

 

こういう人間が一緒に仕事をすると、周りの人は多分「この人、一人だけお花畑で歌いながら仕事してるぅ」って感じるだろうな。いいえ、真面目に仕事してます( ;∀;)

 

あぁそうそう。以前、自転車に乗って街を走ってた時

 

私が結構なスピードを出してると、わき道からゆーっくりと車が顔を出していた。のっそーって。これはもう優良運転手に違いなく、すごく慎重に歩行者に配慮していた。

私も横目にこの車に気付き「あっ!止まろう!」ってブレーキをかけた。普通の人の反応速度なら歩道で停止して、この優良運転手を通してあげられたんだけど、私は鈍いから1テンポ遅れて

 

車道の真ん中で止まってしまった。そこに、車がゆーーーくりとコツン

 

(-_-;)事故。えっ運転手さんめっちゃ可愛そうじゃん。意味不明だったと思うよ。だって自転車の人とは目が合ってたし、止まる雰囲気全開だったのに…私だったらあたり屋??ってなるよ。

 

運転手さんは慌てて降りてきて謝ってたけど、私はもう恥ずかしくて(こちらこそ鬼鈍くてすみません)って思いながらそそくさと帰ってしまった。悪いことしたなぁ